CULAFUL

CULAFUL
キッズパーク・カフェ・キッズルームの3つのエリアで構成された、大自然をテーマとした子供のためのエンターテインメント施設。
自然の中に解き放たれたような遊び場と、パノラマ投影された映像を通して、都心では味わうことのできない大自然を疑似体験することができる「CULAFUL」は子供の中にあるNature Friendlyな感覚を呼び起こす、都心で子供だけが心を解き放てる特別な居場所です。
自然の雄大さを感じ取ること、興味の赴くままに身体を動かす体験は子供の持つ様々な形の感情を引き出します。

「大人が愉しむ街」に、なぜキッズパークを?


都市型ファミリー施設「CULAFUL」が示す、これからの空間・体験・運営のかたち

「子どもが楽しめなければ、大人も100%楽しめない。」

東京・竹芝のアトレ竹芝に誕生した都市型キッズパーク「CULAFUL(キュラフル)」は、まさにこの言葉から生まれました。2020年、“大人が愉しむ街”という商業施設のコンセプトに対して、あえて子どものための空間を加える。この決断は、単なるファミリー対応ではなく、都市型体験施設の再定義とも言えるプロジェクトでした。

プロデュースを手がけたのは、空間・ブランド・体験を一体設計するTransit Creativeです。

想定外から始まった「キッズパーク」構想


「もともとは40〜60代の感度の高い大人がターゲットだった」と語るのは、アトレ竹芝の開発企画担当。浜離宮や東京湾の借景を活かし、大人向けの文化・食・エンタメを構想していました。

そこに視点を加え「都心で時間と経済的余裕のある層には、小さな子どもがいることが多い。子どもが安心して過ごせる場がなければ、大人も本気で楽しめない」と指摘。共感から始まったこの問いが、CULAFUL誕生の出発点になりました。

「都市で自然と遊ぶ」体験空間


CULAFULは、“アーバンキッズリトリート”を掲げ、都心で自然を感じる遊び場を設計。「マウンテン」「フォレスト」「シー」「ファーム」の4ゾーンに分かれ、映像と音で非日常を演出。外で遊ぶ感覚を、ビルの中で再現しています。

この空間は、子どもにとっての「思いっきり遊べる場所」であり、親にとっては「安心して子どもを任せられる時間」を生むリトリートでもあります。

保育・食・学びの“複合体験”がリピートを生む


CULAFULの特徴は、空間だけでなく、ソフトの質にまでこだわっている点です。キッズルームでは一時預かりを実施し、保護者が自由に館内を楽しめる仕組みに。併設カフェでは、星付きレストラン「Sincere」の石井シェフが監修したキッズプレートを提供。子どもの食育と親の満足度を同時に満たします。

さらに、親子で参加できる「食×アート」のワークショップを定期開催し、体験を通じた再訪理由をつくり出しています。

----

CULAFULの開発にあたっては、Transit Creativeが空間から体験、運営に至るまでを包括的にディレクション。
プロジェクト全体の構想から現場支援まで、ワンストップで伴走しました。

・ブランドの核となるコンセプト設計およびネーミング開発
・子どもと大人双方の体験価値を高める空間・動線・演出デザイン
・飲食・ワークショップをはじめとする体験コンテンツの企画・開発
・一時預かりを含む保育機能と、それに対応したオペレーション設計
・継続的な価値提供を支えるイベントのPDCA運用と現場オペレーション支援... など

ハードとソフトを横断したBtoB向けサービス体制は、商業施設・再開発・地域活性化事業にとって再現性の高いモデルとなります。


次の開発に活かせる視点とは


CULAFUL は、ファミリー層の新規流入、滞在時間・回遊性向上、ブランド接点の創出といった成果を生み出しています。今後の都市型施設開発において、「親子の体験設計」は単なる付加価値ではなく、中核価値になりつつあります。

【ご相談・資料請求はこちら】


Transit Creativeでは、空間から体験、運営設計まで一気通貫でご支援します。
ファミリー層を惹きつける新しい施設開発にご関心のある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ご相談はこちら
Client:
株式会社アトレ
インテリアデザイン:
ima
映像コンテンツ・サウンドデザイン:
WOW
ロゴ・グラフィックデザイン:
Sakiko Kobayashi
キッズメニュー監修:
Sincere 石井 真介